アジア圏への引越し(タイ・シンガポール・中国)費用比較【2026年】
最終更新: 2026年03月22日
タイ・シンガポール・中国など、アジア圏への海外引越し費用を国別に徹底比較。禁制品リスト、現地の住居事情、おすすめ業者、通関手続きの注意点を2026年最新情報で解説します。
VPN Navi編集部
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「アジアへの赴任が決まったけど、引越しの準備は何が違うの?」
アジア圏への海外引越しは、欧米に比べて距離が近く費用も抑えやすいのが特徴です。しかし、国によって通関ルール、禁制品、住居事情が大きく異なるため、渡航先に合わせた準備が必要です。
この記事では、日本人の赴任先として特に多いタイ・シンガポール・中国を中心に、アジア圏への引越し費用・注意点・おすすめ業者を2026年の最新情報で解説します。
アジア圏への引越し費用比較
国別の費用目安(船便・単身〜家族)
| 渡航先 | 単身(2〜5箱) | 夫婦(10〜20箱) | 家族(30箱以上) | 船便日数 |
|---|---|---|---|---|
| タイ(バンコク) | 8万〜15万円 | 18万〜32万円 | 28万〜55万円 | 2〜3週間 |
| シンガポール | 10万〜18万円 | 20万〜38万円 | 32万〜60万円 | 1〜2週間 |
| 中国(上海) | 7万〜13万円 | 15万〜28万円 | 25万〜50万円 | 1〜2週間 |
| 中国(北京) | 8万〜15万円 | 17万〜30万円 | 28万〜55万円 | 2〜3週間 |
| 韓国(ソウル) | 6万〜12万円 | 12万〜25万円 | 20万〜45万円 | 3〜5日 |
| 台湾(台北) | 6万〜12万円 | 13万〜25万円 | 22万〜45万円 | 3〜5日 |
| ベトナム(ホーチミン) | 8万〜15万円 | 16万〜30万円 | 26万〜52万円 | 2〜3週間 |
| インドネシア(ジャカルタ) | 9万〜16万円 | 18万〜35万円 | 30万〜58万円 | 2〜3週間 |
アジアは距離が近いため、船便でも2〜3週間で届くことが多いです。韓国・台湾なら1週間以内に届くケースもあります。
費用の詳しい内訳は海外引越しの費用相場と安くするコツをご覧ください。
国別の引越し注意点
タイ(バンコク)
タイは日本人駐在員が最も多い国の一つで、バンコクには約8万人の日本人が暮らしています。
持ち込み注意事項:
- 酒類:1リットルまで免税。超過分は高額な関税
- タバコ:200本まで。電子タバコは持ち込み禁止(罰金・没収)
- 食品:肉類は基本不可、加工食品は申告が必要
- 新品の電化製品:商業輸入と見なされ関税がかかることがある
住居事情:
- バンコクのコンドミニアムは家具付き(フルファニッシュ)が標準
- 家具を持ち込む必要がない場合、引越し荷物を大幅に減らせる
- 日本人向け物件が多いスクンビット地区は家賃3万〜10万バーツ(12万〜40万円)
電圧:220V / 50Hz。日本の家電はそのまま使えないため、変圧器か現地購入が必要です。
シンガポール
シンガポールは東南アジアのビジネスハブで、日系企業の拠点も多い国です。
持ち込み注意事項:
- チューイングガム:持ち込み禁止(医療用を除く)
- タバコ:免税枠なし。1本から課税(非常に高額)
- 酒類:1リットルまで免税
- 医薬品:処方箋と英文の診断書があれば持ち込み可
- ポルノ的なコンテンツ:完全禁止
住居事情:
- コンドミニアムは家具付きが多い
- 日本人が多いエリアはオーチャード、リバーバレー、ウエストコースト
- 家賃は2ベッドルームで月S$3,000〜6,000(30万〜60万円)と高め
電圧:230V / 50Hz。日本の家電は使えません。
中国(上海・北京)
中国は日本からの距離が近く、引越し費用を抑えやすい渡航先です。
持ち込み注意事項:
- 書籍・印刷物:政治的に敏感な内容のものは没収される可能性
- 食品:肉類は禁止、その他の食品も検疫が厳格
- 電子機器:ノートPC、タブレットは基本OK
- 医薬品:個人使用の常備薬は少量OK。処方薬は英文の処方箋が必要
- VPN関連:VPNアプリは入国前にインストールしておくことを強くおすすめ
住居事情:
- 上海・北京の日本人向けマンションは家具付きが多い
- 古北地区(上海)、望京地区(北京)は日本人が集中
- 家賃は2LDKで月1万〜2.5万元(20万〜50万円)
電圧:220V / 50Hz。日本の家電はそのまま使えません。
中国赴任の方へ: 中国ではGoogle、YouTube、LINE、Twitter等の日本で普段使うサービスが規制されています。VPNは渡航前に必ずインストールしておきましょう。中国でおすすめのVPNで詳しく解説しています。
アジア引越しにおすすめの業者
1. 日本通運(日通)
バンコク、シンガポール、上海、北京、ジャカルタなどアジア主要都市に自社拠点あり。企業の赴任案件に最も強く、現地での日本語サポートが充実しています。
2. ヤマト運輸
アジア向けの「単身パック」が充実しており、少量荷物ならコスパが高い。Web見積もりにも対応しています。
3. ジャパンラゲージエクスプレス
ダンボール数箱レベルの少量荷物に強い。留学やワーキングホリデーなど個人向けの利用に特に人気。
各業者の詳しい比較は海外引越し業者おすすめ比較をご覧ください。
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アジア赴任前に準備すべきこと
1. ビザの確認
アジア各国のワークパーミット取得には時間がかかるため、早めに手続きを開始しましょう。
| 国 | 主なビザ | 取得期間の目安 |
|---|---|---|
| タイ | Non-Immigrant B | 2〜4週間 |
| シンガポール | Employment Pass | 3〜8週間 |
| 中国 | Zビザ(就労) | 4〜8週間 |
| ベトナム | 労働許可証 | 4〜6週間 |
2. 予防接種
渡航先によって推奨される予防接種が異なります。A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病などが一般的です。渡航の2ヶ月前までに接種を開始しましょう。
3. 海外旅行保険・海外駐在保険
会社から提供される保険に加え、個人でも海外旅行保険に加入しておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. アジアへの引越しで最も安い方法は?
荷物がダンボール5箱以内なら、ジャパンラゲージエクスプレスなどの少量荷物専門業者が最安になることが多いです。10箱以上ならヤマトや日通の船便パックがコスパ良好です。
Q. 家具付きの物件が多いなら、何を持っていけばいい?
衣類、書籍、個人的な品物、日本の調味料(持ち込み可のもの)、子供の学用品が中心になります。家具や大型家電は不要なケースがほとんどです。
Q. 日本食の調味料はどこまで持ち込める?
醤油、味噌、みりんなどの基本的な調味料は未開封であれば多くの国で持ち込み可能です。ただし、肉エキス入りの出汁やレトルト食品は国によって規制があります。バンコク、シンガポール、上海には日本食材店が多いため、現地調達も容易です。
Q. 子供の学校はどうすればいい?
バンコク、シンガポール、上海、北京など主要都市には日本人学校やインターナショナルスクールがあります。入学手続きには時間がかかるため、赴任決定後すぐに問い合わせましょう。
海外生活に必要なその他のサービス
アジアでの生活に欠かせないサービスも事前に準備しておきましょう。
- VPN:特に中国ではGoogle・LINE・YouTubeが使えないため必須。その他のアジア諸国でも日本の動画配信を見るために便利です。海外から日本の動画を見る方法
- 海外送金:日本への仕送りや現地での資金管理に。WiseやRevolutが手数料が安くておすすめ。海外送金サービスおすすめ比較
- AI VPN診断:あなたの渡航先に最適なVPNを30秒で診断。無料AI診断を試す
まとめ
アジア圏への引越しは、欧米に比べて費用が安く、輸送期間も短いのが大きなメリットです。
アジア引越しのポイント:
- 家具付き物件が多い → 荷物を最小限にして費用を抑えよう
- 国ごとの禁制品に注意 → 特に電子タバコ(タイ禁止)、ガム(シンガポール禁止)
- VPNは渡航前に準備 → 特に中国赴任の方は必須
- 複数社で見積もり比較 → 10万円以上の差が出ることも
まずは海外引越し業者おすすめ比較で、あなたの渡航先に合った業者を見つけてください。