海外引越しの費用相場と安くするコツ【2026年版】エリア別・荷物量別で徹底解説
最終更新: 2026年03月22日
海外引越しの費用相場をアジア・北米・ヨーロッパ・オセアニア別に徹底解説。単身・夫婦・家族の荷物量別料金目安と、引越し費用を10万円以上安くする節約テクニック5選を2026年最新情報で紹介します。
VPN Navi編集部
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「海外引越しっていくらかかるの?」
これは海外赴任・留学・移住が決まった方が最初に抱く疑問です。国内引越しなら数万円で済むことも多いですが、海外引越しは数十万円〜100万円以上になることも珍しくありません。
しかし、費用の仕組みを理解し、適切な対策を取れば10万円以上の節約も十分可能です。この記事では、2026年最新のエリア別・荷物量別の費用相場と、具体的な節約テクニックを解説します。
海外引越し費用の内訳
海外引越しの費用は、大きく以下の5つで構成されています。
1. 梱包・集荷料金
荷物の梱包資材費と、自宅から倉庫への集荷費用です。業者によっては梱包を自分で行う「セルフパック」を選ぶと、この部分を削減できます。
- フルパック(業者が梱包):3万〜8万円
- セルフパック(自分で梱包):1万〜3万円
2. 国際輸送料金
費用の大部分を占めるのがこの国際輸送料金です。船便か航空便か、荷物の量(体積または重量)によって大きく変わります。
- 船便:1立方メートルあたり3万〜8万円(距離による)
- 航空便:1kgあたり1,500〜4,000円
3. 通関手数料
出国側と入国側の両方で通関手続きが発生します。多くの業者は基本的な通関手続きを料金に含めていますが、別途費用がかかるケースもあります。
- 日本側通関:1万〜3万円
- 現地側通関:2万〜5万円(国による)
4. 現地配送料金
現地の港・空港から自宅までの配送料金です。都市部か郊外かで大きく変わります。
- 都市部:2万〜5万円
- 郊外・地方:5万〜10万円
5. 保険料
一般的に荷物の申告価格の1.5〜3%が保険料です。
- 30万円分の荷物:4,500〜9,000円
- 100万円分の荷物:15,000〜30,000円
エリア別の費用相場【2026年最新】
アジア(タイ・シンガポール・中国・韓国・台湾)
| 荷物量 | 船便 | 航空便 | コンビプラン |
|---|---|---|---|
| 単身(2〜5箱) | 8万〜15万円 | 12万〜20万円 | 15万〜25万円 |
| 夫婦(10〜20箱) | 18万〜35万円 | 30万〜50万円 | 25万〜40万円 |
| 家族(30箱以上) | 30万〜60万円 | 50万〜80万円 | 40万〜65万円 |
詳しくはアジア圏への引越しガイドをご覧ください。
北米(アメリカ・カナダ)
| 荷物量 | 船便 | 航空便 | コンビプラン |
|---|---|---|---|
| 単身(2〜5箱) | 12万〜25万円 | 18万〜35万円 | 20万〜35万円 |
| 夫婦(10〜20箱) | 25万〜45万円 | 40万〜65万円 | 35万〜55万円 |
| 家族(30箱以上) | 40万〜80万円 | 65万〜120万円 | 55万〜90万円 |
詳しくはアメリカへの引越し完全ガイドをご覧ください。
ヨーロッパ(イギリス・ドイツ・フランス等)
| 荷物量 | 船便 | 航空便 | コンビプラン |
|---|---|---|---|
| 単身(2〜5箱) | 15万〜30万円 | 20万〜40万円 | 22万〜38万円 |
| 夫婦(10〜20箱) | 30万〜50万円 | 45万〜70万円 | 38万〜60万円 |
| 家族(30箱以上) | 45万〜90万円 | 70万〜130万円 | 55万〜95万円 |
詳しくはヨーロッパへの引越しガイドをご覧ください。
オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)
| 荷物量 | 船便 | 航空便 | コンビプラン |
|---|---|---|---|
| 単身(2〜5箱) | 10万〜22万円 | 15万〜30万円 | 18万〜30万円 |
| 夫婦(10〜20箱) | 22万〜40万円 | 35万〜55万円 | 30万〜48万円 |
| 家族(30箱以上) | 35万〜70万円 | 55万〜100万円 | 45万〜75万円 |
海外引越しを安くする5つの節約テクニック
テクニック1:荷物を徹底的に減らす
最も効果的な節約方法は、持っていく荷物を減らすことです。 海外引越しの料金は基本的に荷物の「体積」で決まるため、ダンボール1箱減らすだけで1万〜3万円の節約になります。
判断基準:
- 現地で安く買えるもの → 持っていかない
- 1年以上使っていないもの → 処分する
- 日本の電圧専用の家電 → 売却する
特に家具や大型家電は、輸送費が高額になるわりに現地で使えないことが多いです。メルカリやヤフオクで売却し、現地で調達する方が安く済みます。
テクニック2:船便と航空便を賢く使い分ける
すべてを航空便で送ると、船便の3〜5倍の費用がかかります。 すぐに必要なもの(到着後1週間で使うもの)だけ航空便にし、残りは船便にしましょう。
航空便にすべきもの:
- 当面の衣類(1〜2週間分)
- 重要書類、仕事道具
- 最低限の日用品
- 子供の学用品
テクニック3:複数社から見積もりを取る
最低3社、できれば5社から見積もりを取ることを強くおすすめします。 同じ荷物量でも業者によって10万〜20万円の差が出ることがあります。
見積もり比較のポイントは、海外引越し業者おすすめ比較で詳しく解説しています。
テクニック4:繁忙期を避ける
海外引越しの繁忙期は3月〜4月と9月〜10月です。この時期は料金が1.2〜1.5倍に上がることがあります。可能であれば、5月〜8月や11月〜2月に引越し日を設定しましょう。
テクニック5:セルフパックを活用する
自分で梱包する「セルフパック」を選ぶと、フルパック(業者梱包)に比べて3万〜5万円の節約になります。ただし、壊れやすいものは慎重に梱包する必要があります。
セルフパックでOKなもの:
- 衣類、タオル類
- 書籍、雑誌
- プラスチック製品
プロに任せた方がよいもの:
- 食器、ガラス製品
- 精密機器(PC、カメラ)
- 美術品、楽器
会社負担の場合のチェックポイント
海外赴任の場合、引越し費用を会社が負担するケースが多いです。ただし、以下の点を事前に確認しておきましょう。
- 負担上限額:上限を超えた分は自己負担
- 指定業者の有無:会社指定の業者があるか
- トランクルーム費用:日本に残す荷物の保管費は対象か
- 赴任手当:引越し以外の渡航費用の支給有無
- 帰国時の費用:帰任時の引越し費用も負担対象か
よくある質問(FAQ)
Q. 海外引越しの見積もりはいつ頃取るべき?
出発の3ヶ月前までに見積もりを取り始めるのが理想です。繁忙期(3〜4月)に出発する場合は、さらに早めの4〜5ヶ月前がおすすめです。
Q. 見積もり金額から追加料金が発生することはある?
訪問見積もりの場合、基本的に追加料金は発生しません。ただし、見積もり時に申告していなかった荷物が追加された場合や、エレベーターなし物件への配送、遠隔地への配送などでは追加費用が発生することがあります。
Q. ダンボール1箱の輸送費はいくら?
航空便の場合、1箱あたり1万〜3万円が目安です。船便なら1箱あたり5,000〜15,000円です。ただし、最低利用量が設定されている業者もあります。
Q. 引越し費用は確定申告で控除できる?
海外赴任に伴う引越し費用は「転勤に伴う引越し費用」として特定支出控除の対象になる可能性があります。ただし、会社から補填された金額は除かれます。詳しくは税理士にご相談ください。
海外生活に必要なその他のサービス
海外引越しと一緒に準備しておくべきサービスをまとめました。
- VPN:海外からNetflixやTVerなど日本の動画を視聴するために必須です。海外から日本の動画を見る方法で詳しく解説。
- 海外送金:日本の家族への仕送りや口座間の資金移動に。海外送金サービスおすすめ比較をチェック。
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まとめ
海外引越しの費用は、エリア・荷物量・輸送方法・時期によって大きく変わります。
費用を抑えるための3つの鉄則:
- 荷物を減らす — 現地で買えるものは持っていかない
- 複数社から見積もりを取る — 最低3社で比較
- 繁忙期を避ける — 3〜4月と9〜10月は割高