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ヨーロッパへの引越しガイド【費用・日数・注意点2026年】EU通関ルールも解説

最終更新: 2026年03月22日

ヨーロッパへの海外引越しを徹底ガイド。イギリス・ドイツ・フランス等への費用相場、船便の日数、EU通関ルール、免税手続き、おすすめ業者を2026年最新情報で解説します。

VPN Navi編集部

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目次9セクション

「ヨーロッパへの引越し、費用はどれくらい?通関は大変?」

ヨーロッパへの引越しは、距離が遠い分だけ輸送費用が高く、日数もかかります。さらにEU加盟国とEU非加盟国(イギリスなど)では通関手続きが異なるなど、知っておくべきことが多いエリアです。

この記事では、イギリス・ドイツ・フランスなど主要国への引越し費用、EU通関ルール、おすすめ業者を2026年最新の情報で解説します。


ヨーロッパ引越しの費用相場

国別の費用目安(船便)

渡航先単身(2〜5箱)夫婦(10〜20箱)家族(30箱以上)船便日数
イギリス(ロンドン)18万〜32万円35万〜55万円50万〜95万円5〜7週間
ドイツ(フランクフルト)16万〜30万円32万〜52万円48万〜90万円6〜8週間
フランス(パリ)17万〜30万円33万〜53万円48万〜90万円6〜8週間
オランダ(アムステルダム)16万〜28万円30万〜50万円45万〜85万円5〜7週間
スペイン(マドリード)17万〜30万円33万〜52万円48万〜88万円6〜8週間
スイス(チューリッヒ)18万〜33万円35万〜58万円52万〜98万円6〜8週間
ヨーロッパは日本からの輸送距離が長いため、船便で6〜8週間かかります。航空便なら1〜2週間で届きますが、費用は船便の3〜5倍になります。

費用の詳しい内訳は海外引越しの費用相場と安くするコツをご覧ください。


EU通関ルールの基本

EU加盟国への引越し

EU加盟国(ドイツ、フランス、オランダ、スペイン、イタリア等)への引越しでは、以下の条件を満たせば個人使用品として免税で持ち込めます。

免税条件:

  1. 個人使用品であること(商業目的でない)
  2. 12ヶ月以上所有していること(新品は課税対象になる可能性)
  3. 入国後12ヶ月以内に輸入すること
  4. 輸入から12ヶ月間は売却・貸与しないこと

必要書類:
  • パスポートのコピー
  • ビザ・滞在許可証
  • パッキングリスト(英語または現地語)
  • 日本での居住証明(住民票除票等)
  • 渡航先での居住証明(賃貸契約書等)

イギリスへの引越し(EU離脱後)

イギリスはBrexitによりEUを離脱しているため、EU加盟国とは異なる通関手続きが必要です。

イギリス固有の要件:

  • Transfer of Residence(ToR)申請:個人使用品の免税輸入には事前申請が必要
  • C3フォームの提出:荷物の詳細リスト
  • 入国前2ヶ月以内に所有していた物品が免税対象

注意点:
  • ToR申請の処理に2〜4週間かかることがある
  • 申請なしで荷物が到着すると、関税を課されるリスクがある
  • 大手引越し業者はToR申請のサポートを行っている

スイスへの引越し

スイスもEU非加盟国のため、独自の通関手続きがあります。

  • Form 18.44の提出が必要
  • 個人使用品は免税だが、申告漏れには厳格
  • アルコール、タバコの免税枠が非常に限定的

ヨーロッパへの持ち込み注意事項

全般的な禁制品・規制品

  • 肉製品・乳製品:日本からEUへの持ち込みは原則禁止
  • 植物・種子:検疫証明書が必要
  • 偽ブランド品:没収の上、罰金の可能性
  • ワシントン条約対象品:象牙、ワニ皮等
  • 医薬品:英文の処方箋と医師の診断書を用意

電圧とプラグの違い

項目ヨーロッパ日本
電圧220〜240V100V
周波数50Hz50/60Hz
プラグCタイプ(EU)、BFタイプ(UK)Aタイプ
日本の家電製品はそのまま使えません。変圧器を持っていくよりも、現地で購入する方が安全で経済的です。PC、スマホ、カメラの充電器はユニバーサル対応なので、プラグ変換アダプタだけあればOKです。

ヨーロッパ引越しにおすすめの業者

1. 日本通運(日通)

ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、アムステルダムなどヨーロッパ主要都市に自社拠点を展開。特にドイツのデュッセルドルフは日系企業が集中しており、日通の現地サポートが充実しています。

2. クラウンライン

ヨーロッパ全域に強いネットワークを持つグローバル企業。イギリスのToR申請やEUの通関手続きに精通しており、外資系企業の赴任者に人気です。

3. ヤマト運輸

ヨーロッパ向けの船便・航空便パックを提供。日通やクラウンラインに比べてやや安い傾向があり、コスパ重視の方におすすめ。

各業者の詳しい比較は海外引越し業者おすすめ比較をご覧ください。

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ヨーロッパ主要国の生活情報

イギリス

  • 住居:ロンドンは家賃が非常に高い。Zone 2〜3で1ベッドルーム月£1,500〜2,500
  • 家具:家具付き(Furnished)と家具なし(Unfurnished)の物件がほぼ半々
  • インターネット:BT、Virgin Media、Sky等。光回線も普及

ドイツ

  • 住居:デュッセルドルフの日本人街(インマーマン通り周辺)が人気
  • 家具:家具なし物件が主流。キッチン設備すら付いていないことも
  • Anmeldung:入居後2週間以内に住民登録(必須)

フランス

  • 住居:パリは世界有数の高家賃都市。16区・7区が日本人に人気
  • 家具:家具付き(Meublé)と家具なし(Vide)がある
  • CAF:住宅手当の申請が可能(収入制限あり)

渡欧前の準備チェックリスト

  1. ビザ・滞在許可の取得(渡航3〜6ヶ月前)
  2. 引越し業者の見積もり(渡航3ヶ月前〜)
  3. 住居の契約(渡航2ヶ月前〜)
  4. 国際運転免許証の取得
  5. 在留届の提出準備(ORRnet)
  6. 海外旅行保険の加入
  7. クレジットカードの確認(海外利用可能か)
  8. VPNのインストール
詳しいスケジュールは海外引越しチェックリストをご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. ヨーロッパへの引越しで最も費用がかかる項目は?

国際輸送料金(船賃または航空運賃)が全体の50〜70%を占めます。荷物の体積を減らすことが最も効果的な節約方法です。

Q. 船便と航空便、どちらを選ぶべき?

すぐに必要な最低限のもの(衣類、書類、日用品)を航空便で送り、残りを船便にする「コンビプラン」がおすすめです。ヨーロッパは船便で6〜8週間かかるため、到着まで2ヶ月弱は航空便の荷物で過ごす計画を立てましょう。

Q. イギリスのToR申請は自分でできる?

可能ですが、手続きが複雑で英語でのやり取りが必要です。大手の引越し業者はToR申請の代行サービスを提供しているため、初めての方は業者に依頼することをおすすめします。

Q. ヨーロッパに日本の食品は持ち込めますか?

2026年現在、日本からEUへの肉製品・乳製品の持ち込みは原則禁止です。醤油、味噌、お茶、米、海苔などの基本的な食品は持ち込み可能ですが、量に制限がある場合があります。主要都市には日本食材店があるため、現地調達も可能です。


海外生活に必要なその他のサービス

ヨーロッパでの新生活に向けて、以下のサービスも準備しておきましょう。


まとめ

ヨーロッパへの引越しは費用も日数もかかりますが、計画的に準備すれば確実に乗り越えられます。

ヨーロッパ引越しのポイント:

  1. 船便は6〜8週間 → 出発2ヶ月以上前に船便を発送
  2. 通関書類を正確に準備 → 特にイギリスはToR申請が必要
  3. 家電は現地調達 → 電圧が違うため持っていくメリットが少ない
  4. 複数社で見積もり比較 → 10万円以上の差が出ることも

まずは海外引越し業者おすすめ比較で、ヨーロッパに強い業者を見つけてください。

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