ペットと一緒に海外引越しする方法【費用・手続き2026年】犬猫の検疫と航空会社ルール
最終更新: 2026年03月22日
ペットと一緒に海外引越しする方法を2026年最新情報で解説。犬猫の検疫手続き、航空会社のペット規定、必要書類、費用相場、おすすめ業者をまとめました。大切な家族の一員を安全に海外へ連れていくためのガイドです。
VPN Navi編集部
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「海外赴任が決まったけど、うちの犬(猫)は連れていける?」
ペットは大切な家族の一員。海外引越しで置いていくという選択は、できればしたくないですよね。しかし、ペットの海外渡航には検疫手続き・航空会社の規定・渡航先の輸入規制など、知らないと取り返しのつかないミスにつながるポイントが多数あります。
この記事では、犬猫を中心にペットと一緒に海外引越しする方法を2026年最新情報で詳しく解説します。
ペットの海外引越しに必要な手続き(全体の流れ)
ペットの海外渡航は最低でも半年前から準備を始める必要があります。特に狂犬病清浄国(オーストラリア、イギリスなど)への渡航は手続きに時間がかかります。
全体スケジュール
| 時期 | やるべきこと |
|---|---|
| 6ヶ月前 | マイクロチップ装着、狂犬病ワクチン接種 |
| 5ヶ月前 | 狂犬病抗体検査(採血) |
| 3ヶ月前 | 渡航先の輸入許可申請 |
| 2ヶ月前 | 航空会社へのペット輸送予約 |
| 1ヶ月前 | 出国前検査、輸出検疫証明書の取得 |
| 出発7日前 | 動物検疫所での輸出検査 |
日本からの輸出検疫手続き
必須の準備
- マイクロチップの装着
- 狂犬病ワクチン接種(2回以上)
- 狂犬病抗体検査
- 輸出検疫証明書の取得
渡航先別の注意点
| 渡航先 | 難易度 | 所要期間 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | 中 | 3〜4ヶ月 | CDC規制改定あり(2024年〜) |
| イギリス | 高 | 6ヶ月以上 | 狂犬病清浄国、条虫駆虫必要 |
| オーストラリア | 最高 | 6ヶ月以上 | 隔離期間あり、許可証必須 |
| 東南アジア | 低〜中 | 2〜3ヶ月 | 国によって大きく異なる |
| EU | 中〜高 | 4〜5ヶ月 | EUペットパスポート必要 |
重要: アメリカは2024年にCDCの犬輸入規制が大幅に変更されました。渡航前に必ず最新のCDC規定を確認してください。
航空会社のペット輸送規定
輸送方法は3種類
| 方法 | 説明 | 適用 |
|---|---|---|
| 機内持ち込み | 座席下のケージに収容 | 小型犬・猫(8kg以下が目安) |
| 受託手荷物 | 貨物室(空調あり)で輸送 | 中型〜大型犬 |
| 貨物便 | 専用の動物輸送サービス | 大型犬、特殊なケース |
主要航空会社の規定(2026年時点)
| 航空会社 | 機内持ち込み | 受託手荷物 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| ANA | 不可 | 対応 | 40,000〜100,000円 |
| JAL | 不可 | 対応 | 30,000〜80,000円 |
| ユナイテッド | 対応(小型) | 対応 | $125〜$500+ |
| デルタ | 対応(小型) | 不可 | $200〜$400 |
| ルフトハンザ | 対応(小型) | 対応 | EUR75〜300+ |
ペット海外引越しの費用相場
費用の内訳
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| マイクロチップ装着 | 5,000〜10,000円 |
| 狂犬病ワクチン(2回) | 6,000〜10,000円 |
| 抗体検査 | 13,000〜15,000円 |
| 健康診断書 | 5,000〜10,000円 |
| 輸出検疫手数料 | 無料 |
| 航空輸送料 | 30,000〜200,000円 |
| ペット輸送クレート | 10,000〜40,000円 |
| 合計(自分で手配) | 約7万〜30万円 |
| 専門業者に依頼 | 15万〜50万円 |
専門業者に依頼するメリット
自分ですべての手続きを行うことも可能ですが、書類の不備で渡航できなくなるリスクを考えると、ペット輸送専門業者への依頼をおすすめします。
- 書類作成・申請の代行
- 航空会社との調整
- 渡航先の受け入れ手続き
- 空港でのチェックイン・引き渡し対応
ペット輸送を含む引越し業者
日本通運(日通)
海外引越し最大手の日通は、ペット輸送の相談にも対応しています。引越し荷物とペット輸送を一括で手配できるため、手間が大幅に削減できます。
ヤマト運輸
家財の引越しとペット輸送を組み合わせた相談が可能です。少量の荷物とペットの組み合わせに柔軟に対応してくれます。
各業者の詳しい比較は海外引越し業者おすすめ比較もご覧ください。
ペットの渡航準備チェックリスト
- [ ] マイクロチップ装着(ISO規格15桁)
- [ ] 狂犬病ワクチン1回目接種
- [ ] 狂犬病ワクチン2回目接種(30日以上空けて)
- [ ] 狂犬病抗体検査(抗体価0.5 IU/ml以上を確認)
- [ ] 渡航先の輸入規制を確認
- [ ] 渡航先の輸入許可申請(必要な場合)
- [ ] 航空会社にペット輸送を予約
- [ ] IATA基準のペット輸送クレートを購入
- [ ] クレートに慣れさせるトレーニング(最低1ヶ月)
- [ ] 出国前健康診断
- [ ] 動物検疫所で輸出検査
- [ ] 輸出検疫証明書の取得
よくある質問(FAQ)
Q. 猫も犬と同じ手続きが必要ですか?
猫も基本的な手続き(マイクロチップ、狂犬病ワクチン、抗体検査)は同じです。ただし、猫は機内持ち込み可能な航空会社が多く、犬より渡航のハードルは低い傾向があります。渡航先によっては犬と異なる追加要件がある場合もあるため、個別に確認してください。
Q. 高齢のペットでも海外に連れていけますか?
年齢制限はありませんが、高齢ペットは長時間のフライトによるストレスや健康リスクが高くなります。かかりつけ獣医に相談し、渡航可能かどうかの判断を仰いでください。健康状態によっては渡航を見送る決断も必要です。
Q. フェレットやうさぎなど犬猫以外のペットは?
小動物の海外渡航は犬猫以上に難しい場合があります。渡航先によっては輸入禁止のケースもあります。ペット輸送の専門業者に相談し、渡航先の規制を確認することをおすすめします。
Q. ペットの薬やフードは持っていくべき?
渡航先で同じフードが手に入らない可能性があるため、1〜2ヶ月分のフードを持参することをおすすめします。処方薬がある場合は、英文の処方箋を獣医に作成してもらい、薬も十分な量を持参してください。
海外生活お役立ちガイド
ペットとの海外引越しが決まったら、渡航先でのネット環境や送金手段も早めに準備しましょう。
- VPN:渡航先から日本の動画配信やWebサービスを利用するために必要です。VPNの選び方ガイド
- 海外送金:現地での生活費の送金に。海外送金サービスおすすめ比較
- AI VPN診断:あなたの用途に合ったVPNを30秒で診断。無料AI診断を試す
まとめ
ペットとの海外引越しは、準備に最低6ヶ月かかります。早めに動き始めることが成功のカギです。
ペット海外引越しのポイント:
- 半年前から準備開始 → マイクロチップ→ワクチン→抗体検査の順で進める
- 渡航先の規制を最初に確認 → 国によって難易度が大きく異なる
- 航空会社の規定を早めにチェック → 短頭種は特に注意
- 専門業者の活用を検討 → 書類不備のリスクを回避
まずは海外引越し業者おすすめ比較で、ペット輸送に対応した業者を見つけてください。