海外駐在員がVPNを使うべき5つの理由【2026年最新】
最終更新: 2026年03月22日
海外駐在員にVPNが必要な理由を徹底解説。業務データの保護、日本の銀行・e-Tax・NHK+の利用、家族のエンタメ環境まで、駐在生活に欠かせないVPN活用法を紹介します。
VPN Navi編集部
VPN・セキュリティの専門メディア
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海外駐在が決まったとき、語学や住居の準備に追われがちですが、インターネット環境の準備も忘れてはなりません。
海外に赴任すると、日本のネットバンキング、e-Tax、NHK+、動画配信サービスなど、日本国内からしかアクセスできないサービスが数多くあることに気づきます。また、出張先や現地オフィスのWiFiで業務データを扱うセキュリティリスクも見過ごせません。
この記事では、海外駐在員がVPNを使うべき5つの理由と、駐在生活に最適なVPNサービスを紹介します。
理由1:業務データを暗号化して保護する
海外拠点では、現地のインターネット環境を通じて日本本社のシステムにアクセスすることが日常的にあります。
駐在中のセキュリティリスク:
- 現地オフィスや取引先のWiFiが十分に暗号化されていない
- ホテル・カフェのWiFiでの機密情報のやり取り
- 現地のISP(インターネットプロバイダー)による通信監視の可能性
- 出張先(特に中国・東南アジア)でのネットワーク傍受リスク
VPNを使えばすべての通信がAES-256で暗号化されるため、たとえWiFiが傍受されても中身を読み取ることはできません。会社からVPNが支給されていない場合は、個人で契約しておくことを強くおすすめします。
理由2:日本の銀行・金融サービスにアクセスする
日本の主要銀行のネットバンキングは、海外のIPアドレスからのアクセスを制限しているケースがあります。
影響を受ける可能性のあるサービス:
- 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のネットバンキング
- ゆうちょ銀行のゆうちょダイレクト
- 証券会社のオンライン取引(SBI証券、楽天証券など)
- クレジットカードのオンラインサービス
海外から不正アクセスと判定され、アカウントがロックされてしまうケースもあります。VPNで日本のサーバーに接続すれば、日本国内と同じ条件でアクセスでき、こうしたトラブルを防げます。
理由3:e-Taxで確定申告・納税手続きを行う
海外駐在中でも、日本での所得がある場合や不動産収入がある場合など、確定申告が必要なケースがあります。
e-Taxを海外から利用する際の課題:
- e-Taxは日本国内からのアクセスを前提に設計されている
- マイナンバーカードを使った電子申告にはマイナポータルへのアクセスが必要
- 海外IPからアクセスするとエラーが発生する可能性
VPNで日本のサーバーに接続すれば、e-Taxにも問題なくアクセスできます。確定申告の時期(2月〜3月)には特に重要です。
理由4:NHK+・日本のテレビ番組を視聴する
駐在生活で意外と大きなストレスになるのが、日本のテレビ番組が見られないことです。特に家族帯同の場合、お子さんの日本語維持のためにも日本のコンテンツは重要です。
VPNで視聴できるサービス:
- NHK+: 受信契約があれば海外からVPN経由で視聴可能
- TVer: 民放の見逃し配信が無料で視聴可能
- ABEMA: アニメ・ニュース・スポーツが充実
- U-NEXT: 映画・ドラマ・アニメが豊富
- Netflix(日本版): 日本版限定のコンテンツが視聴可能
- Amazonプライムビデオ(日本版): 日本向けラインナップ
海外から日本のテレビを見る詳しい方法 →
理由5:家族全員のデバイスを保護する
駐在は家族帯同の場合も多く、配偶者やお子さんのスマートフォン・タブレットもセキュリティ対策が必要です。
家族全員でVPNを使うメリット:
- お子さんがフリーWiFiで安全にインターネットを使える
- 配偶者が日本のサービス(銀行、動画、ショッピング)を利用できる
- ルーターにVPNを設定すれば、自宅の全デバイスを一括保護
同時接続台数が多いVPNを選べば、家族全員分のデバイスをカバーできます。
海外駐在におすすめのVPN比較
| 項目 | NordVPN | ExpressVPN | Surfshark |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 約580円〜 | 約750円〜 | 約340円〜 |
| 同時接続台数 | 10台 | 8台 | 無制限 |
| 日本サーバー | 東京・大阪 | 東京 | 東京 |
| ルーター対応 | あり | あり(専用ファームウェア) | あり |
| 規制国対応 | 難読化サーバー | Lightway自動難読化 | Camouflageモード |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
家族帯同の駐在 → Surfshark
同時接続台数が無制限で、家族全員のスマホ・PC・タブレットをカバー。月額約340円からとコストパフォーマンスも抜群です。
セキュリティ重視の駐在 → NordVPN
業務データの保護を最優先するなら、セキュリティ機能が充実したNordVPNが最適です。脅威対策機能(広告・マルウェアブロック)も搭載しています。
規制国(中国・UAE等)への駐在 → ExpressVPN
中国やUAEなどインターネット規制が厳しい国への駐在なら、規制回避の実績が豊富なExpressVPNがおすすめです。
赴任前に必ずやっておくこと
海外に出発してからでは準備が難しい場合があります。以下を出国前に完了してください。
- VPNを契約する(2年プランがお得)
- 全デバイスにアプリをインストールする(PC・スマホ・タブレット)
- 日本サーバーへの接続を確認する
- 銀行アプリの動作確認をVPN接続状態で行う
- e-Taxへのアクセスをテストする
- 自動接続設定をオンにする(WiFi接続時に自動でVPNが有効化)
- 家族のデバイスにもVPNを設定する
よくある質問
Q. 会社支給のVPNがあれば個人VPNは不要ですか?
A. 会社VPNは業務専用のため、日本の動画視聴やプライベートの銀行アクセスには使えないことがほとんどです。プライベート用に個人VPNを別途契約することをおすすめします。
Q. VPN経費は会社に請求できますか?
A. セキュリティ目的での利用であれば、福利厚生費やIT経費として認められる場合があります。事前に総務・IT部門に確認してみてください。
Q. 長期契約と月額契約、どちらが良いですか?
A. 駐在期間が1年以上であれば、2年プランの方が圧倒的にお得です。30日間の返金保証があるので、まず試してから継続を判断できます。
まとめ
海外駐在員にとってVPNは、業務のセキュリティ対策から日常生活の利便性まで、幅広い場面で活躍する必須ツールです。赴任前の準備リストにVPNを加え、快適な駐在生活をスタートしましょう。