MacでVPNを設定する方法|初心者向けガイド【2026年最新】
最終更新: 2026年03月22日
MacでVPNを設定する方法を初心者向けに解説。NordVPN・ExpressVPN・SurfsharkのMacアプリ設定、手動IKEv2設定、自動接続やスプリットトンネリングの使い方まで画像付きで紹介します。
VPN Navi編集部
VPN・セキュリティの専門メディア
目次7セクション
MacでVPNを設定する方法を、VPN初心者の方にもわかるようにステップバイステップで解説します。
VPNアプリを使えば2〜3分で設定が完了します。また、会社のVPNを設定する場合など、macOSの標準機能を使った手動設定方法も紹介します。
事前に準備するもの
- Mac(macOS Ventura 13以降推奨)
- VPNサービスのアカウント(個人VPNの場合)
- VPN接続情報(会社VPN手動設定の場合)
- 安定したインターネット接続
方法1:VPNアプリで設定する(推奨・最も簡単)
VPNサービスが提供する公式アプリを使う方法が最も簡単で、推奨される方法です。
NordVPN のMac設定手順
- App Storeを開く — Launchpadまたは Dockから「App Store」を起動
- 「NordVPN」を検索 — 検索バーに入力してEnter
- 「入手」をクリック — アプリをダウンロード・インストール
- アプリを起動 — LaunchpadまたはDockから起動
- ログイン — 登録済みのメールアドレスとパスワードでログイン
- 「クイック接続」をクリック — 自動で最適なサーバーに接続
- 自動接続: 設定 → 自動接続 → 「WiFiに接続したとき」をオン
- Kill Switch: 設定 → Kill Switch → オン(VPN切断時にインターネットを遮断)
- 脅威対策: 設定 → 脅威対策 → オン(広告・マルウェアをブロック)
ExpressVPN のMac設定手順
- ExpressVPNの公式サイトにログイン
- Mac用アプリをダウンロード(App Store版もあり)
- ダウンロードしたファイルを開いてインストール
- アクティベーションコードを入力(公式サイトのマイアカウントに記載)
- 接続ボタンをクリック — 自動で最適なサーバーに接続
Surfshark のMac設定手順
- App Storeで「Surfshark VPN」を検索してインストール
- アプリを起動してログイン
- 「接続」をタップ — 最速サーバーに自動接続
- CleanWeb機能で広告・トラッカーをブロック
- マルチホップ(2か国経由)に対応
- 同時接続台数が無制限
方法2:macOS標準機能で手動設定する(IKEv2)
会社のVPNを設定する場合や、アプリを使わずにmacOSの標準機能で接続したい場合の手順です。
IKEv2での手動設定手順
- システム設定を開く — Appleメニュー → システム設定
- 「VPN」を選択 — 左側のメニューから「VPN」をクリック
- 「VPN構成を追加」をクリック — 「IKEv2」を選択
- 接続情報を入力:
- 認証設定:
- 「作成」をクリック — VPN構成が保存される
- VPNトグルをオン — 接続開始
L2TP/IPsecでの手動設定
古い企業VPNではL2TP/IPsecが使われていることがあります。設定手順はIKEv2とほぼ同じですが、「VPN構成を追加」で「L2TP over IPSec」を選択し、共有シークレット(事前共有キー)を入力する必要があります。
Mac VPNの便利な設定
自動接続の設定
WiFiに接続するたびに手動でVPNをオンにするのは面倒です。自動接続を設定しましょう。
NordVPN: 設定 → 自動接続 → 「WiFiネットワークに接続した時」をオン
ExpressVPN: 設定 → 一般 → 「起動時に接続」をオン
Surfshark: 設定 → VPN設定 → 「自動接続」をオン
スプリットトンネリング
スプリットトンネリングを使えば、VPNを通す通信と直接接続する通信を分けられます。
活用例:
- 日本の動画サイトだけVPN経由にし、現地のWebサイトは直接接続
- オンラインゲームはVPNを通さず、ブラウジングはVPN経由に
NordVPN(Mac版): 設定 → スプリットトンネリング → アプリごとに指定
Surfshark(Mac版): 設定 → VPN設定 → Bypasser → アプリまたはWebサイトを指定
※ExpressVPNのMac版はスプリットトンネリング非対応の場合があります。
Kill Switch(キルスイッチ)
VPN接続が不意に切れたとき、暗号化されていない通信が漏れるのを防ぐ機能です。
すべての主要VPNアプリでKill Switchが利用可能です。設定からオンにしておきましょう。
Mac VPNのトラブルシューティング
VPNに接続できない場合
- macOSを最新版にアップデート — 古いOSではVPN接続に問題が出ることがある
- VPNアプリを最新版に更新 — App Storeでアップデートを確認
- ファイアウォールの設定を確認 — システム設定 → ネットワーク → ファイアウォール
- 別のサーバーに接続 — 現在のサーバーが混雑している可能性
- プロトコルを変更 — アプリ設定でプロトコルを切り替え(NordLynx → OpenVPN等)
VPN接続中に速度が遅い場合
- 近くのサーバーに接続する — 物理的に近いサーバーほど高速
- プロトコルをWireGuard系に変更 — NordLynx(NordVPN)やWireGuard(Surfshark)が最速
- スプリットトンネリングを活用 — 速度が必要なアプリだけVPN外にする
よくある質問
Q. App Store版と公式サイト版の違いは?
A. App Store版はAppleの審査を通しているため一部機能が制限されることがあります。フル機能を使いたい場合は公式サイトからダウンロードしてください。
Q. M1/M2/M3 Macでも使えますか?
A. はい、NordVPN・ExpressVPN・Surfsharkいずれも Apple Siliconにネイティブ対応しています。
Q. macOSのVPN機能だけで十分ですか?
A. 会社VPNの接続には十分ですが、個人でVPNを使う場合はサーバー選択やKill Switchなどの機能があるアプリ版の方が便利です。
まとめ
MacでのVPN設定はアプリを使えばわずか数分で完了します。自動接続とKill Switchを有効にしておけば、常に安全なインターネット接続を維持できます。